ConemuでWSL2のUbuntuを使う方法
Windowsでも開発をしていくために色々設定していたのですが、WSLでUbuntuを入れてDockerなどを設定してもデフォルトではシェルのプロセス一つごとにWindowを立ち上げることになって面倒なのでConemu
からWSL2環境のUbuntuを呼び出せるようにしました。
前提条件
事前にConemuをnyagos
など他のシェルで動かせる設定、それにWSL2でUbuntuのインストールが終わってる状態を想定しています。WSL
とWSL2
では色々と違いがあり、これから設定する方法ではうまく動かない可能性があるので注意してください。
設定方法
Conemuの[+]アイコンの横の三角マーク(▼)からSetup tasks
を選択し、下記のコマンドを登録します。
wsl.exe -cur_console:pm:/mnt
名前はUbuntu
にしていますが好きな名前で大丈夫です。
この設定でConemu内でUbuntuの立ち上げを行えますが、これだけだと起動した時のデフォルトのディレクトリが/mnt/c/Users/ironsand
などのようにWindows側になってしまいます。
対策として以下の設定を~/.bash_profile
に追加しましょう。ユーザー名は適宜書き換えてください。
あまりきれいな対応ではありませんが、現状ではこの方法が一番副作用もなく簡単にできるもののようです。
参考
ConEmu | Bash on Ubuntu on Windows in ConEmu (WSL)
ubuntu - How can I change the WSL bash command default directory? - Super User