ラズベリーパイがよくわからないからとりあえず触ってみる会 | Doorkeeper

を思いつきで呼びかけてみたら意外と人が集まったので、イベント前日の今日に急いで最低限の初期設定をしているテツです。こんにちは。

私と同じように『ラズベリーパイって面白そうだけど何か全然わかんない。』という人に少しでも役に立てばを思い記事を書いています。

ICOCAと比べてみた。思ってたよりもずっと小さい。

目的

ラズベリーパイへのSSHログインとVNCでのデスクトップ操作をノートパソコンからできるようにする。

必要なもの

  • [ラズベリーパイ B+][2]
  • [USBキーボード][3]
  • [MicroUSB 電源ケーブル][4](Android携帯とかについてるの)
  • [USB電源アダプター][5]
  • [Micro SDカード][6](一つ前の ラズベリーパイBを使う場合はSDカード)
  • [USB無線LAN 子機][7]
  • [HDMI接続できるディスプレイ][8]

どのラズベリーパイを買うべきか

ラズベリーパイを買うときに種類が複数あるので迷うかもしれません。

  • Raspberry Model A
  • Raspberry Model B
  • Raspberry Model A+
  • Raspberry Model B+

の4つが主にあるようですが、プラスがついてないのは古いバージョンなので今から始める人は無視して良いでしょう。A+B+の廉価版になります。何をするか具体的に決まっている場合はA+を選択するのもいいですが、私のように何をするか全然決まってないけど取り敢えず初めてみようという人間にはB+の方が良さそうなのでそっちにしました。

なおAmazonからでも購入できますが、公式の通販サイト[RS Online][9]からなら数百円ほど安く買えます。

ディスプレイ

ラズベリーパイで使えるタッチパネルの[7インチの専用ディスプレイ][10]などもあるのですが、HDMI接続さえできれば何でも良いので、普通のPC用ディスプレイやテレビにHDMI接続があれば大丈夫です。

その他のパーツの注意点とか

USB無線LANの子機は必須パーツとして挙げられてないことが多いのですが、毎回ラズベリーパイを触るときにキーボードとディスプレイを繋ぐのはめんどくさすぎるので無線LAN経由で操作をするために必須になります。

その代わりにUSBキーボードは初期設定以外には必要無くなりますので、ラズベリーパイ以外で使わないなら友達などから貸してもらえれば買う必要はありません。

あとマウスもリモートデスクトップを使うなら必要ありません。無くても初期設定はできますので。

OSインストール

まずはOSのインストールを行い、次に無線経由ですべての操作ができるようにします。

必要なファイルの準備

ラズベリーパイは専用のLinuxディストリのRASPBIANというOSをSDカードにインストールして使います。他のディストリも使えるようなのですが、慣れてない時はまず基本に忠実に行くのが一番です。変な設定を初めから試みて苦しい思いをするのは個人の自由なのでそういうのが好きな人はぜひそちらを選んでください。見てる側としてはソッチのほうが楽しいので!

さて、そのRASPBIANのインストールにはNOOBS(New Out Of the Box Software)というものを使います。

[Donwloadsのページ][11]からNOOBSをダウンロードして展開します。NOOBS LITEもありますが、無印のほうを選択してください。

そして[SD Card Formatter][12]をダウンロード&インストールします。ページの下の方に Windows か Mac かを選ぶところがありますので選択して、それから規約に同意(Accept)するとダウンロードが始まります。

Download SD Formatter for Windows を選択

Download SD Formatter for Windows を選択

ちなみにこの”out of the box”を英語の辞書で調べると『独創的な・常識にとらわれない』と載っていますが、コンピュータ関連で出てくるときは『必要な準備が全て整っていてすぐに使える』という意味になります。けっこうよく使う言葉なので覚えておいて損はありません。

Micro SDカードの準備

ダウンロードしてきたSD Formatterを使いSDカードのフォーマットを行います。ちゃんとSDカードが入ってるドライブが選択されていることをよく確認しておきましょう。

GドライブにSDカードがあるので "G:" を選択

GドライブにSDカードがあるので “G:” を選択

専用のソフトを使わず単純にフォーマットするだけでも大丈夫な気がしますが、おとなしく従っておきます。

フォーマットが終わったらNOOBS_v1_3_11.zip(バージョンによって数字は変わります)の展開した中身をSDカードにコピーします。展開した時にできるNOOBS_v1_3_11自体はコピーせずディレクトリの中身だけなことに注意してください。

コピーが終わったらMicroSDカードをパソコンから外してラズベリーパイにセットします。

Raspbian のインストール

あとはディスプレイとキーボードをつないでから電源を入れると自動的にインストール画面が立ち上がります。この時に無線LANアダプタも取り付けておくとインストール時に自動的に認識してくれます。

ShiftキーでOSを選択して、iでインストールできます。『SDカードの中身が全部消えるけどかまへん?』と聞いてくるのでconfirmするとインストールが開始されます。

インストール中、画面の下にキーボード選択が表示されているのでlを押して日本語を選択しておきましょう。

インストールが終わるまで30分ほどかかりますので、コーヒーでも飲んでるといいでしょう。私はコーヒーをMacbookに飲ませてしまったことがあるので今回は飲むのをやめておきました。

インストールが終わってLinuxの初期画面が流れて、しばらくしたらSetup Optionsが表示されますので何も変更せずにFinishをキーボードので選択してEnterで決定します。

そうするとCUIモードでRasbianにログインできます。またstartxと入力してEnterを押すとGUIの画面が立ち上がります。

以上でRasbianのインストールは終了です。

初期設定ではユーザー名はpi、パスワードはberry

無線LANでネットに繋ぐ

やっとネットに繋げます。ネットに繋がってないLinuxなんてゴミですからね。こういうことを言うとマサカリが大量に飛んできそうですが私にとってはゴミなんです。

無線LANアダプタは指していれば自動的に認識してくれるはずです。まだUSBに刺していなかったらsudo shutdown -h nowで電源を落としてUSBに差し込んでもう一度立ち上げましょう。

アダプタが正常に認識されてるかどうかはsudo iwlist wlan0 scanすると近くのWLANがすべて表示されるのでわかります。

無線LANの設定ファイルを

sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

で開いて

network={
    ssid="Wifiの名前"
    psk="Wifiのパスワード"
}

を追記しましょう。viの使い方がわからなければnanoを使ったほうが良いかもしれません。

設定を保存して数秒待てば自動読込されるはずなのですが、されない時はsudo ifdown wlan0,sudo ifup wlan0 で無線LANのインターフェースを再読み込みすればOKです。

正常に接続できてるかどうかはifconfig wlan0と打ってinet■ ■ ■ ■ 192.168.1.10などのアドレスが割り振られてるかどうかで確認できます。■ ■ ■ ■は本当はアドレスと表示されてるはずなんでしょうが、私の環境では文字化けしちゃってました。

Windows や Mac から Raspberry に SSH接続する

ここまで来たら後は SSH で接続するだけです。先ほどのifconfigで表示されたローカルアドレスを使って

$ ssh pi@192.168.1.10

と同じローカルネットワーク内のPCから接続すれば完了です。

Windowsで私はcygwinsshを使っているのですが、一般的にはputtyの方が定番なのでそちらを使ってもOKです。

http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/

初回接続時は登録されてない接続先なので大丈夫かどうかを聞かれるのでyesと答える必要がありますが、次回以降は必要ありません。

ここまで進むと後の作業はすべてノートパソコン経由でできますのでラズパイにキーボードやディスプレイのケーブルを繋ぐ必要がなくなります。

それでは今回の記事はここまでにします。次回は[VNCを使ってラズベリーパイのデスクトップ環境をノートパソコンから操作][13]できるようにする方法を解説します。

それではみなさん楽しい Raspberry Pie 生活をお過ごしください。 ノシ