Windows で使ってて、Mac に代替のソフトもなくて困ってたら「そうだ、Wine があるじゃないか!」と思い出したので今インストールしてる。
— Tetsu (@ironsand) July 31, 2012
と思いたち Wine のインストールをしました。
Wine ってなに?
Wine を知らない人に説明しておきますと、Unix 系の OS で Windows のソフトが動いちゃうという非常に便利なソフトです。
説明終わり。
インストール方法
“Mac Wine"で Google 検索するとどうやら亜種がいっぱいあるらしいので、日本語の情報は全て無視して英語圏で情報を探って見ることにしました。
Installing Wine on Mac OS X
http://www.davidbaumgold.com/tutorials/wine-mac/
ここがわかりやすそうだったのでこのサイトの説明通りインストールします。
最後まで設定を終えて
$ sudo port install wine
を意気揚々と打ったら案の定エラーでコケました。よくあることですね。
エラーメッセージを見ると
Warning: The Command Line Tools for Xcode don’t appear to be installed
と、出てます。XCode を入れててもコマンドラインツールは勝手にはいってくれないようですね。XCode を開いて Preference から Download を選択してインストールしましょう。
自分の環境の場合はこれで何かがたくさんダウンロードとインストールされて来ました。これできっとインストールは成功してると信じたいです。(これを書いてる時はまだターミナルが動いてます。)
まだダメだった時
なんかまたエラーが出てしましました…。うう。
port definition が古いと怒られる
MacPorts がこんなエラー吐いてたのでそっちも対処してみました。
Warning: port definitions are more than two weeks old, consider using selfupdate
これが出た時は
sudo port -d selfupdate
sudo port upgrade outdated
sudo port upgrade installed
としとけばいいらしいです。
めんどくさいので、また見たら次は cron にでもいれてみます。
sudo いりの cron は何か一手間あった気がするのでまたこんど調べます。
さてこれでもう一回 wine をインストールしてみましたが今度は
Error: Failed to install gtk2
のエラー。何でや。なんでやねん。
同様のエラーの報告を発見するも解決策がよくわからん。
https://trac.macports.org/ticket/29393
なので、MacPorts を諦めて Homebrew を使うことにする。
MacPorts を諦めて Homebrew で Wine を入れようとしたら「Xcode をアップデートしろよ!」と言われて、Xcode をアップデートしようと思ったらダウンロードが 1.5GB とか出てきて泣きそう。光回線が一般的な日本と違ってドイツは回線細いんだよ!
— Tetsu (@ironsand) July 31, 2012
となかなか作業が進まない。
Xcode を最新にしてもう一度
brew doctor
してみると今度は
Warning: Your compilers are different from the standard versions for your Xcode.
If you have Xcode 4.3 or newer, you should install the Command Line Tools for
Xcode from within Xcode’s Download preferences.
Otherwise, you should reinstall Xcode.
と言われて非常にめんどくさいけど、どうやらコマンドラインツールは毎回手動でアップデートしないといけないらしい。めんどくさっ!
ムキー!! 手動でアップデートしてもコマンドラインツールはアップデートされへんやんけ!
— Tetsu (@ironsand) July 31, 2012
どうやら、環境によっては XCode の Preference から最新のコマンドラインツールをダウンロードできないようなので、直接探しに行かないといけないらしい。
バグなのでしばらく様子見しておけば直ると思いますが自分で落とす場合はこちらから
https://developer.apple.com/downloads/
ダウンロード&インストールして
brew --config
で確認したらちゃんと
CLT: 4.4.0.0.1.1249367152
になってたので、もう一度
brew doctor
brew doctor の結果が “Your system is raring to brew.“になって、OK って意味だとは思うけど raring の意味がわからなかったので一応調べたら 「raring:〜したがってうずうずして」という意味らしい、ほうほう。 #英語
— Tetsu (@ironsand) July 31, 2012
やっとここで初期設定ができたのでインストールするわけだけど、開発版の 1.5 だと外部フォントに対応してるらしいので 1.5 をインストール
brew install --devel wine
んで、winetricks ってのがあったほうがいいらしいのでインストール
brew install winetricks
使い方がよくわからないけど、とりあえず ~/.wine/ 配下にフォルダ作って
wine ~/.wine/program/program.exe で実行すれば良いみたい。
フォントがちょっと変なことになってるけど、もう疲れたの今回はこれぐらいで。
参考
MacPorts で selfupdate が何とかと言われたときの解決方法 | ウェブル
http://weble.org/2011/01/05/macports-selfupdate
MacPorts の Wine1.5 から Homebrew の Wine1.5 に移行する| mattintosh note
http://mattintosh.blog.so-net.ne.jp/2012-06-12_homebrew_wine-156