xyzzyからPlantUMLを使う
テキスト形式でUMLが書けるPlantUML
PlantUMLはテキスト形式でUMLを記述して画像に出力できるオープンソースのソフトウェアです。 UMLが書けるフリーソフトはいくつかありますが、テキストベースで記述できるのは大変ありがたいですね。
PlantUMLの具体例
サンプルをPlantUMLのサイト内から引用します。
http://plantuml.sourceforge.net/classes.html
[][1]
こんなUMLが以下の記述で作れちゃいます。
@startuml img/classes04.png abstract class AbstractList abstract AbstractCollection interface List interface Collection List <|– AbstractList Collection <|– AbstractCollection Collection <|- List AbstractCollection <|- AbstractList AbstractList <|– ArrayList ArrayList : Object[] elementData ArrayList : size() enum TimeUnit TimeUnit : DAYS TimeUnit : HOURS TimeUnit : MINUTES @enduml
PlantUMLのインストール
http://plantuml.sourceforge.net/download.html
から plantuml.jar をダウンロードしてください。
plantumlの実行にはJavaが必要になりますので、もしJavaがインストールされていなければ
http://www.java.com/ja/download/
からインストールを行ってください。
“Sequence Diagram” 以外の画像の出力、つまり普通に使うのであれば Graphviz もインストールする必要があります。
http://graphviz.org/Download_windows.php
からダウンロードしてインストールしてください。
以上でインストールは終了です。
xyzzyからPlantUMLを使う方法
さて、次は以下のコードを siteinit.l か .xyzzy に記述してください。
;;PlantUML (setf *plant-uml* "java -jar \"S:/My Dropbox/home/bin/plantuml.jar\"") (setf *graphvizdot* "S:/My Dropbox/home/bin/Graphviz/bin/dot.exe") (defun plant-uml () (interactive) (make-process (concat *plant-uml* " " (buffer-name (selected-buffer)) " -graphvizdot \"" *graphvizdot* "\"") :exec-directory (default-directory (selected-buffer))))
*plant-uml* と *graphvizdot* の値は適宜変更してください。
これでテキストファイルにUMLを記述して M-x plant-uml
と入力すれば画像ファイルが出力されているはずです。